奈良視察2日目は、市内全てで小中一貫教育が展開されている奈良市を訪問。
岐阜市でも12月議会で 厚見小学校・厚見中学校(同市上川手)と藍川小学校・藍川北中学校(同市加野)について、地理的に隣接する地域で青少年を育てる機運が高いなどの理由で、来年度から本格的な小中一貫校とすることが発表されたことから、奈良市の状況を視察させていただきました。
奈良市では平成16年に小中一貫教育特区として認定されたのを皮切りに、平成27年度からすべての小中学校で小中一貫教育を展開。
地域と連携しながら、各推進ブロックにおける小中学校の教職員の協働と、奈良の特色ある教育である「英語教育」「総合学習なら」「ICT情報教育」を推進しており、各推進ブロックでは、教科指導や生徒指導、特別支援教育の部会などを設置し、それぞれの推進ブロックの「小中一貫教育推進プラン」に基づき、小中の教職員が協力しながら教育にあたっておられました。
校舎を統合する小中一貫校以外に校舎を統合しないまま、教員の連携による小中一貫教育を実現されている点、統合にかかる地域との関係整理等々大変参考になりました。