(12.23)大和郡山市の不登校特例校を視察

岐阜市では2021年4月から旧徹明小学校の空き校舎を活用した不登校特例校の設置を検討しています。

特例校とは文部科学相の指定により、不登校生の実態に配慮した特別な教育課程を編成する学校のことで、計画によると、市内に住む不登校の中学生が対象で、全校で40人ほどの規模を想定しています。
授業時間を短縮し、カウンセラーなど専門的な知見を持つ教職員らを20人ほど配置。学力などに応じた個別指導を行う予定です。
一方岐阜市は不登校児童のために、市内4カ所に自立支援教室を設置していることから、それぞれの役割について、先進都市である大和郡山市の不登校特例校「ASU」を視察させていただきに行ってきました。

写真が大和郡山市の不登校特例校である 学科指導教室「ASU」の校舎で、昔の県立図書館の建物を使用しています。

「ASU」では不登校児童生徒を対象とする学校設置に係る教育課程を弾力化できる措置を受け、学習指導要領を根本から見直し、独自の教育課程と評価を作成して、授業を進めてる他、児童生徒一人一人の実態に応じて、常勤の教員の指導のもと奈良教育大学の大学生が、学習指導の補助を行っていました。

大和郡山市の関係者と意見交換。
大変参考になり、岐阜市の不登校特例校の設置の参考にさせていただきたいと思います。