水戸市民会館を視察

10月30日(水)、岐阜市議会の総務委員会として、水戸市を訪問し、公共施設管理の一つとして昨年オープンした水戸市民会館を視察させていただきました。

水戸市民会館は先の東日本大震災で被災し使用不能になったものを、10年以上の歳月をかけて中心市街地の再開発地域に移転新築オープンしました。
設計者は岐阜市のぎふメディアコスモスと同じ設計された伊東豊雄氏。
見学させていただいた施設のあちこちにメディアコスモスと同じ作りを見てとることができました。

(参考)ぎふメディアコスモスの「親子のグローブ」

とりわけホールが閉まってても人が集まる工夫として、ぎふメディアコスモスと同様にあちこちに自習ができる学習スペースを設置してあり、中心市街地にある施設ならではの工夫がなされておりました。
市民会館のような文化施設はホールの利用がない日は周辺の賑わいがなくなってしまうという懸念がありますが、「学習スペースは図書館や児童館に」という我々の概念を超えて、文化施設にも学習スペースを設置し、ホールの利用がない時でも集客のツールとして活用する工夫は大変に参考になりました。

その後、水戸市役所へ移動し、水戸市で進める公共施設マネジメント、水戸市公共施設等総合管理計画の取り組みについて説明をいただきました。