コロナ禍にあって、密を避ける交通手段としてバイクが注目されたとか、リモートワークなど働き方改革などを含む新たなライフスタイルが提唱されて余暇を楽しむ人が増えたから、ここ数年来のアウトドアブームにのってキャンプツーリングが人気を集めたからなどの様々な理由が重なり、近年自動二輪車の販売台数が増加の傾向にあります。
遊びを中心に自動二輪車を利用するユーザーはそれぞれ横のつながりも強く、どの街なら自動二輪車の駐輪場があり、安心して訪れることができるか熟知されていることから、自動二輪車駐車場がない街自体、最初から訪れることを避けられかねません。
本市でもこうした自動二輪車のユーザーを呼び込む努力もしていただきたいですし、本市の自動二輪車ユーザーの歩道への違法駐車を避けるためにも、ぜひ駐車場の整備・拡充をしていただきたいと考えますが、自動二輪車駐車場の整備・充実について、所管である基盤整備長に今後の方針・お考えをおたずねします。
観光やレジャーとして楽しむ自動二輪車の駐車需要の高まりを見据え、岐阜駅西自転車駐車場において、駐車スペースの増設を予定しております。
また、中心市街地における更なる自動二輪車の駐車需要の増加が見込まれることから、既存の岐阜駅周辺の自転車等駐車場の有効活用に加え、増加する需要の受け皿となる駐車場についても検討が必要と考えております。
このため、中心市街地における自動二輪車の駐車実態の把握、先進他都市の事例調査、議員ご案内の民間活力を活用した整備手法の研究など、中心市街地における自動二輪車の駐車場の在り方について調査研究を進めてまいります。
いずれにいたしましでも、自動二輪車はもとより、自転車などの利用環境の整備を進めることにより、良好な駐輪環境の創出に向け一層努力してまいります。